格安キャプチャ(MS2109)の覚書
アマゾンで激安のHDMIキャプチャを探していたところ、アウトプット付きのデバイスを見つけた。どうせ小難しい事はしておらず、分配しているだけだろう。アクションゲームではパススルーが必須である。
で買ってみてOBSへのセッティングを済ませたら、なんか音がおかしい。
本来ステレオで入力されないといけない音声が、モノラルとして処理されるという、MS2109というチップ搭載品によくあるバグの様である。
有志により、対応ソフトが作成されており、日本語環境では、日本語バージョンもあるので、ほぼこれ一択
こちらを利用するうえで推奨されているのが、「VB-Audio Virtual Cable」である。仮想サウンドカードで、要するに、mono2stereoで処理したステレオ音声を、この「VB-Audio Virtual Cable」に流して、「VB-Audio Virtual Cable」から配信ソフト等に入力する事で、シンプルな利用が可能となるようである。
配信等のOBS環境では、複数の音声デバイスからの入力が可能なので、「VB-Audio Virtual Cable」の利用は利便性が高い。もちろん、「VB-Audio Virtual Cable」を経由せずに、mono2stereoの出力先に、パソコンの音源等を選択する等により、直接音を聞くことも可能である。音源に直通させた時の使い道はあまり分からないが、とりあえず不可能ではないので、やりたい人はやればいい。
注意点として、「VB-Audio Virtual Cable」は管理者権限でインストールする事が必要である。
インストールが終わればサウンドデバイスとして扱われる。インストールやアンインストールの際はきちんと再起動した方が良さそうだ。
私は再起動をサボったりでレジストリがごちゃごちゃになってしまったのか、
Error: Could not find a device named CABLE Input (VB-Audio Virtual Cable)
というエラーメッセージが出てしまい上手く使えない。うんこ。
自分の場合 mono2cfg.bat を作成
-----
mono-to-stereo.exe -l
pause
-----
これで CABLE Input (VB-Audio Virtual Cable) が生きている事を確認。
起動用のbatを作成 mono2.bat
-----
mono-to-stereo.exe --out-device "CABLE Input (VB-Audio Virtual Cable)"
-----
これで問題なく動いた。うーんなんだろ。
文字コードがおかしいとか。そういう日本語環境特有の問題だろうか。
ディレクトリに2バイト文字は使われてないんだけど。
まぁ、とりあえずこんな感じ。